資金調達でお悩みの方必見!
- furukawa61
- 2023年12月7日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年4月24日
こんにちは!港区南青山で経理代行/記帳代行&会計・資金調達コンサルティングを行っているMeguro Accounting&Consultingの古川です。企業が銀行借入を成功させるためには、「銀行にいかに信用してもらえるか」という点に尽きます。本コラムでは、借入を行いたい経営者の方に知って欲しいポイントをいくつかお話しできればと思います。
このコラムで得られる情報
・銀行が融資の際に何を見ているのか
・融資の成功確率を上げる方法
融資を成功させるためのポイント
① 資金使途の妥当性を考える
企業は、何か目的があって融資を受けようとすると思います。その目的をはっきりさせないと銀行は融資を行ってくれません。
融資で出た資金が事業の維持・成長ではなく、事業に関係のないことに使われたら、その融資が最後まで返済される可能性が低くなるからです。
資金使途が明確になれば、いくら必要か・返済資金はどこから出てくるのか・いつ返済されるのかも明確になります。
融資を受けた資金によって何がしたいのか、資金使途についてどのような計画があるのかということのシナリオをしっかりと作りこむことが第一のステップとなります。
なんとなくお金が足りなくなってきたからと、必要な金額を多めに見積もり融資の申請を行う人もいますが、金融機関からは計画性がない経営者というように見えてしまいます。
なぜその金額が必要なのかという、資金の必要性をしっかりと考え、エビデンスを用意することが重要です。
② 事業計画を作る
事業計画書があると銀行に喜ばれます。融資の審査を受ける中で事業計画書は強力な武器となり、融資申込の時点で事業計画書や、経営計画書があると融資の成功確率はかなり上がります。
弊社では、事業計画の作成支援も行っておりますのでお気軽にご相談下さい。
経営者の方が、売上の獲得に集中できるように資金繰りや支出の管理のサポートをさせて頂ければと思います。
③ 返済原資の妥当性を考える
借入の返済は利益から行うということが基本になります。そのため、どのように返済していくかというシミュレーションを立てる際に、利益>返済額が成り立つかどうかを検討しなければなりません。逆に毎月いくら返済しないといけないから、最低でもこのぐらいの利益は確保しなければならないという計画を立てることも重要です。
④ 短期融資を活用する
必要な金額の融資を一つの金融機関から全ては賄えないというケースも多くあると思います。その際は長期融資と短期融資を組み合わせるということも重要です。設備投資のために、長期借入を申請し、目先の人件費の増加にこたえるために短期借入を行う等、資金使途に応じて、複数の融資を組み合わせ計画を立ててみることも重要なポイントとなります。
以上のようなものが融資の際に気を付ける基本的なポイントとなります。
経営者の方が、売上の獲得に集中できるように資金繰りや支出の管理のサポートをさせて頂き、財務面・経営面でお手伝いをさせて頂ければと思います。
また、経理代行/記帳代行を実施し、経営者様の方が本業に集中できるような支援も行っております。

監修
目黒 夕紀子
公認会計士/税理士
米国公認会計士(USCPA)を取得後, 中央青山監査法人(現PWC監査法人)にて国内外企業の監査業務に従事。その後大手外資系企業において財務・国内及び・国際税務&レポーティング業務等を経験。後に大手消費財企業においてファイナンスコントローラーとしてファイナンス&プラニング、内部監査統制プロジェクトを担当
リーマンショックを機に目黒会計事務所に入所し公認会計士の勉強をスタート
目黒会計事務所では監査業務/会計/財務/税務/相続業務等幅広い分野で国内の中小企業をサポート
2016年公認会計士試験に合格し 公認会計士及び税理士として登録
現在に至る
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